“アイマークレコーダ”は「人はどこを見ているか?」を可視化・計測する国産アイトラッカーです。

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製品情報

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EMR-dStream2(EMR-9用)

EMR-dStream2

EMR-9用

EMR-9で計測する際に、ARマーカーを用いることで自動的に頭部移動量が補正されるため、視線が絶対座標として処理可能です。これまでのように、1フレームごとにアイポイントを追って確認する作業は必要ありません。データ搬入後、瞬時にヒートマップやフォーカスマップなどの表現が可能です。

特長

アイマーク

基本となるデータです。通常では両眼計測のデータを“〇”で表示します。設定で左目を“+”または右目を“□”の表示が選択可能です。

ゲイズプロット

ゲイズプロットは、停留点を円と軌跡で表現します。停留時間の長さを停留円の大きさで停留の順番を番号で表示します。

ビースワーム

ビースワームは、停留点を点で表示します。動画を見ているときに複数人データを色違いの円で表示させることで傾向を知ることが可能です。

ヒートマップ

ヒートマップは、視線データの停留回数や停留時間を集計したものから色温度分布で表現しています。刺激画像をパット見たときに一目でどこが注目されていたかが分かります。

フォーカスマップ

フォーカスマップは、停留点頻度の多い部分を明るく表示し、少ない部分を暗く表示します。刺激の中で注目されている部分のみを強調することが可能です。

AOI分析

視線が指定領域に入った回数、時間を集計できます。定量的な解析結果を出力可能です。

機能

ヘッドモーション補正
EMR-dStationで作成されたヘッドモーション補正用のdstファイルを読み込み可能
※EMR-dStation Ver.3以降で対応
計測後手動補正
計測後に判明した注視点のズレを手動で補正
視覚化
ゲイズプロット 停留点を線で結んだ軌跡や停留時間を円の大きさで表示
ビースワーム 停留点を円で表示
ヒートマップ 停留時間を集計して結果を色の変化で表示
フォーカスマップ 停留時間を集計して結果を明暗で表示
分析範囲編集
分析する範囲を複数指定し編集
AOI設定
分析する領域を矩形、楕円形、多角形で指定
動画エクスポート
複数の被験者のゲイズプロット、ビースワーム、ヒートマップ、フォーカスマップまたはアイマークが重畳された動画をwmv、mp4、aviファイルで出力
静止画エクスポート
複数の被験者のゲイズプロット、ビースワーム、ヒートマップ、フォーカスマップまたはアイマークが重畳された静止画をbmp、jpg、png、tif、gifファイルで出力
AOI分析
注視点移動回数表 AOIの移動元・移動先の組み合わせごとに移動回数を表示
注視点移動割合表 AOIの移動元・移動先の組み合わせごとに移動割合を表示
総注視回数 停留点がAOIに留まった回数を表示
総注意回数割合 停留点がAOIに留まった割合を表示
総注視時間 停留点がAOIに留まった時間を表示
総注視時間割合 停留点がAOIに留まった時間の割合を表示
エントリータイム AOIが出現してからAOIを注視するまでの時間を表示
注視時間変化表 時間ごとに停留したAOIを表示

仕様

対応OS
Microsoft Windows 7 Pro 64bit 日本語版
Microsoft Windows 10 Pro 64bit 日本語版
入力
EMR-9で計測されたデータフォルダ ※eh9ファイル、em9ファイル、m4fファイルが含まれること
EMR-dStationで作成されたヘッドモーション補正ファイル(dstファイル) ※EMR-dStation Ver.3以降で対応
出力
注視点および停留点(csvファイル)
静止画(bmpファイル、jpgファイル、pngファイル、tifファイル、gifファイル)
動画(wmvファイル、mp4ファイル、aviファイル)
付属品
ソフトウェアCD、取扱説明書、USBライセンスキー